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「ふふ、今日はずいぶんノリがいいねェ、カノジョ……。なにかイヤなことでもあったのかなぁ?」
ここはラブホテルのエレベーター。すでに受付を済ませて部屋のある上階まで昇るところ。わたしを背後からそっと抱いたのは、年上とはいえいかにも軽そうな遊び人風情の男。わたしは、淡い桃色のキャミソール一枚だけを隔てて感じる体温に振り向き、肩越しにさっきナンパされたばかりの男を見上げて腕に凭れ掛かって、どこか甘ったれた声を上げた。
「カノジョじゃないよー。彩花だってばァ」
耳元で囁かれると、男の吐息がうなじに熱く降り注ぐ。と、男のヌメリとした舌がわたしの耳朶をすっと舐めてきた。
「ヤなことあったら、こうしてココには来ないよ…?アナタがカッコ良かったからだモン。理由がそれじゃ、ダメ?…っ、ン…や、ぁ…カッコいいだけじゃなくて、やらしかったんだ…」
浴びせられる低い言葉と吐息、熱い舌の愛撫に肩を竦めて、回された手首に手を添えて、指先で骨張った掌をすぅっと撫でてみる。


「彩花、ね。いい名前じゃないか、色っぽくて、さ。おれもイヤラしいけど、彩花って名前もイヤラしいぜ?」
「さっきから何回もゆってるのに。ちゃんと覚えてくれなきゃあ。それに…やらしいのは名前だけじゃないかも…?…雅史♪」
エレベーターが停止し、扉が開く。弾む口調で名を呼んで、親しげに腕を絡ませて廊下を歩きはじめる。
「……ちょっと待ちなよ、彩花、ほうら…」
「…ン?なぁに…っ、ちょ…っ…ん、ぅ…はぅ…」
ホテルの廊下で脚を止めた男が、ややもすると強引にわたしの唇を奪ってきた。男女が絡み合うホテルの廊下とはいえ、いつ誰が出てくるかも分からない場所で、男の唇がわたしの唇を押し割って舌を忍ばせてくる。胸を押して唇を閉じようとした時、侵入してくる舌先の動きに吐息が漏れて、掴んでいた腕を強く握り、廊下の壁に後頭部を押し付けられたまま彼を見上げて。

「彩花、あれを見てみなよ。…ほら、写ってるだろう、イヤラしい、イヤラしい彩花がさ……」
唇を離されると、先ほど降りたエレベーターの方に向かって男が顎を軽くしゃくる。そこにあるのは、やや大きめにあつらえた姿見の鏡。室内で服を脱いで事に及んだ男女が、服装の乱れがないか最後に確認するためのものだろうか。そこにあるのは「雅史」という名前しか知らない男と絡み合う自分の姿。

「キスされてる…彩花…すっごいえっちな人に…」



つづく
「…瞳の、…ぐちゃぐちゃの…お、おまんこ、を…先輩の…おちんぽで…いっぱい、掻き混ぜて…下さい…も…がまんできな、い…ちんぽ…ちょーだい…」
ぐっしょりと濡れたショーツを指に引っ掛けて下ろし、左右にお尻を振りながら、吐息に載せて次々に恥ずかしい懇願が口を付いて出てしまう。言い終えても勢いは止まらずに、子宮からの痺れがあたしの羞恥心を剥ぎ取っていくように我慢出来ない、挿れて、と何度も繰り返して、駄々を捏ねて。

「よぉく言えました……。―っ!」
「 …はぅ…せんぱ…?――…ぁあ、ンン、ん!ん…!」
ずっと後ろにいるものだとばかり思っていた先輩の舌に耳孔を舌先で舐め啜られてようやく気付き、悲鳴を上げてしまった。間を置かずに、最初に密着されるのは陰部同士。先走りでぬらぬらと黒光る亀頭が自ら突き出した膣に触れて、そのまま遠慮もなく怒張を捻じ込まれていく。あたしは、思いもよらなかったためと、混乱とで、壁に付いていた掌を離してしまうほどに身体を跳ね上げて腰を引かせてしまったのに、驚いている余裕もなく、深々と押し込められると、ヤダと唇が抵抗を口走るのと反対に、すぐに快感が押し寄せてしまった。尻肉を揉みしだかれて、腰骨を固定されると、雄の広がった部分で膣内のいたるところを抉じ開けられる。あたしの中では、粒々の襞が一斉に逆立って硬くて太くてあたしのおつゆで光っているものに絡み付いていって、奥へ奥へと誘うように収縮をはじめてしまう。

「スゲ…―っぁ!―っ!―ぁっ!」
「…やぁ…ぁーンっ!だ、だめ、…そ…な、されたら、…すぐ、…い、っちゃ、…うから、だめ…ぇっ!」
先輩は理性が弾け飛んだような声を上げて、最早獣の如く腰を振るいはじめる。あたしのことなんかお構いなしに。まるで、内臓を抉るようなグラインドで大きく腰を突き出しては抜けそうになるまで腰が引き、陰嚢が揺れるたびにあたしの下腹を叩く。ぐちゃぐちゃと卑猥な衝突音が放送室に響き渡り、その音も淫らな声を上げる姿もビデオら全部収められてしまって。

「おっおっおっ!瞳のエロマンコに俺のちんぽが出たり入ったりしてンぞ?どうだ?お望みどおりか?んん~?」
獣のような唸り声がすぐ耳元でこだまする。大きな掌で腰を押さえつけ、子宮の奥と亀頭の先をキスさせようとぐいぐいと腰を押し付けて、覆い被さられると、あたしの身体は余計前のめりに、先輩と繋がる箇所が上を向く。深い深い抽迭のたびに付いていた手が滑り落ちては這い上がる。なす術もなく、良いように揺すぶられるしか出来ないのに、、奥に衝撃が走るたびに内部ではしゃぶるように肉棒を舐め上げて。
「…はぁ、…う…ンっ!きゃ…ぅ…先輩に、…こう、されたか…た…の…っ!…あっち、いるとき、から、ず…っと…ぉっ!…瞳の、…おまんこ、…イイ…のぉ…っ!…あぁ、……や、ぁ、そこっ!も、…もっと、ちんぽ、…ちょ、だい、…ぁあん…!奥…掻き混ぜて、…くださ…っ!」
擦り合う淫らな音を聞かされ、信じられないくらいの快感を刻まれると、次々と恥ずかしい言葉を叫んでしまう。そうすれば、何度か堪えていた絶頂の波が押し寄せてきて、大きく仰け反って、開いた脚を張り詰めさせて、怖くなって乱れたツインテールを揺らして首を振った。
先輩は、動けないあたしの脚の間に前から指先を這わせてくる。それは、あたしが一番弱い場所をすぐに探り当てて指先でしごきあげると一気に剥いて真珠を露にする。
「ほォれ。大好きなクリちゃんも顔出してるぞ…このまま突いたら振動が全部伝わって――」
言葉はそこで止まり、後は水音を響かせながら尻肉に腰をぶつけられる。
「 ほぉれ…雌犬はもっと卑猥に鳴いてみろ!」
結合部からふたりの陰液が混ざり合い泡立ったものが飛び散る。尻肉は平手を持って打ち鳴らされて、結合の衝撃を陰核に響かせられ、あたしはもう、理性もおぼろげな憧れの気持ちも何もかも忘れたように、ふたつの箇所に刻まれる快感を貪る雌犬になってしまった。先輩の動きと反対に腰を前後に振って、もっともっと深くまで剛直を咥え込んで淫らな声を上げるだけ。硬い尖りに刺激を与えられると、屹立をぎゅっと抱きしめて。

「はっはっはっ…ほれっ!イっちまえっ!」
「 ひ、瞳の…おまんこ…いっちゃ…ぁ…っ、おちんぽで、…い、く…の…ォっ!ひ、ぃ…っ!う、うぅ…ン…」
もうダメと思ったとき、タオルが外された。朦朧とした視界に飛び込むのは切羽詰ったような先輩の横顔と、激しい腰の動き。まるで見せ付けるような突き上げに、堪えていた何かがぷちんと切れていく。



「…はぁ…っ!先輩…っ!せんぱ…っ!」
何度も名を呼ぶ。喘ぎ過ぎて枯れたような声、それとは逆に繋がり貪り合う部分はしとどに濡れたまま、ぐちゃぐちゃと音を立ててしまって。悔しさと絶望のようなものが込み上げてくると、身体がふわりと浮くような果てに襲われ、
「ひあぁァっ!は…あぁあ…っ、ンああぁッ!ひィアァぁあ―――…ンんんぅゥッッ!!」
「―っ!あっ!」
びゅくりと音がするよう。多すぎる欲望があたしの膣内で爆ぜる。追って陰茎が跳ねるたびに精液が奥の奥に吐き出されると、それを潰すほどに膣壁が収縮していく。一気に押し寄せる、余るほどの快感を放とうとばかり、髪を乱して震え上がり。
「おっ…くぅっ…瞳のエロマンコの中にい~っぱいのチンポ汁が射精される、ぞ…」
「…はぁ…っ!…うぅ…ン…」
最後の一滴まで搾り出そうとばかり、さらに腰を捻じ込まれ、膣から溢れ零れ落ちるほどに精液を流し込まれていく。意識が遠のきはじめるというのに、吐精したばかりの怒張をしゃぶるように内部がうねり。それが抜き取られると、ぐったりとした身体は崩れ落ちていく。

「はっ―はっ―」
荒く息をつかせて、陰茎を引き抜かれると、弛緩したあたしの膣から白濁の液体が奥から奥からぽたぽたと零れ落ちていく。先輩は満足そうにその様を見下ろして、ぐったりとしたあたしの眼前に陰茎を晒して無言で唇に押し付けてくる。あたしは、反射的にそれに舌を這わせ、先輩を見上げ乍ふたり分のぬめりで光る先端にちろちろと先端を宛がい、やがて全てを舐めとっていった。



おわり
「ンじゃ、次はどーしようかねェ…」
先輩はあたしを立たせると、室内を見回して放送室の片隅に備え付けられているビデオカメラを手に取ってこちらを見る。あたしはまるで教師の前の立たされんぼの子どものように肩を丸めて俯いた姿でレンズに収まり、まだ弱い痺れが残るあの場所を意識すると、とろりとしたぬめりで溢れる場所がきゅっと窄まった。

…すごくやらしい恰好で、多分すごくやらしくなった顔を撮られてる、あたし。

存外新しいおもちゃを与えられた少年のような顔をした先輩は、無邪気にあたしに向き直るとビデオカメラを構えて椅子に腰掛ける。少し屈まって、ハイソックスから桜色に染まった太腿、ブラウスの裾から見え隠れする真っ白なショーツ、色とカタチが浮き上がっている双房の頂まで舐め上げるように角度を変えた。あたしは後ろ手でソファの背凭れを掴む。

「そうだな。告白撮影させてもらおうかなァ。まずはぁ~…。瞳チャンの性感帯教えてもらおうかな?
まるで別の先輩んちで見せられたアダルトビデオの導入のよう。カメラ越しに先輩の唇が微かに歪むのも目に入らない。でも、「性感帯」という言葉を耳にすると、はっとしてカメラの奥の先輩を見つめ、暫く躊躇った後、半開きのままの唇を開いた。

「…ひ、瞳の、感じるトコは…ぁ…、耳、と…くりとりす…です…」
引っ込んでいた涙が再びじわりと滲んで視界が霞む。恥ずかしくて太腿を擦り寄せると、控えめな胸の膨らみがぷるんと揺れてブラウスに擦れ、ンぅ、と声を上げてしまう。声が出ちゃったのはそれだけじゃない。すごく恥ずかしいことを言わされて、しかもビデオに撮られてしまってるから。だからどうしようもなく、あそこが熱くて。

「へェ…クリトリスをどうされるのが好きなのかな?」
何往復も全身を撫で回すようにカメラに収められる。羞恥は終らない。
「…指で、こりこりされたり、舌でぺろぺろとか…ちゅーちゅーされるのが、…好き…です…」
泣き出しそうな表情で、途切れ途切れ消え入るような声で告げる。触れられてなどいないのに、淫らな告白を男の目の前でするだけで秘所が疼いて、身体がよろめき、ソファの背凭れの部分をぎゅっと握りしめる。先輩はどこからか持ってきたタオルをあたしの目の前にちらつかせて、にやりとする。
「もっと素直になれるように目隠ししちゃおうかー」
言い終わらないうちに、乱暴にタオルを結び付けられて、耳孔を指先で愛撫された。視界を閉ざされると、五感が研ぎ澄まされて、さっきよりも敏感に感じてしまう。身体の中の一番熱いところから何かが沸き上がる感覚。それが痺れを伴って全身の血をぐるぐると運び、項も首筋も、もう痛いくらいに尖っている胸の蕾も一斉に粟立って、先輩にしがみ付きながら悲鳴を上げる。
「…きゃ、ぅ…っ、…せんぱ…っ、…怖い…よ…」

「ふふ、怖いか?…怯える姿もイイってもんだ……ン?」
ン、と問いかける言葉に合わせて、先輩の指先があたしのあの場所に移動する。そして、まるでその小さな尖りの硬さと濡れ具合を確かめるように、ぐっしょりと濡れたショーツに食い込んでくる。




「ふ、ぁ…っ!…あ、あ、…っ!きゃ、…ぅ、…だ、だめ、…なの…っ、そこ、…はッ、っ、ッ、ぁあっ!」
「好きなんだろ?…ココをこーやって、弄くられンの。…で、瞳チャンはどんなカッコで犯されるのが好きかなー?」
先輩の声は明るいまま。あたしだけが指先の動きに翻弄される。ぐちゃっと音がして、あたしのいやらしいおつゆでショーツが貼り付いて、きっといやらしい形や色や匂いまで先輩に見られてしまってる。陰核を押し潰されるたびに、かくかくと腰が跳ねて爪先立ちになり、後ろ手で掴まっているせいもあってまるであの場所だけを突き出して腰を振っているように見えるかもしれない。

「…座って、…抱っこされて…とか、ン、あ、っく、…や、ぁああーっ!…う、後ろから、とか…が、…好き、…で…す、っ、はぅ、あ…っ、だめ、って、ば…ひゃぅ、…ンあ、あ、…せんぱ…止め…っ!」
先輩の指は容赦なく、ショーツの中に侵入して真っ赤に充血した花芯ばかりを弄ぶ。直接触れられるだけで、ぴくんぴくんと痙攣し、達してしまいそうになるのを唇を噛み締めて堪え、痛いような痺れが背中から這い上がるたびに、先輩の手首を掴んで到底叶うことのない抵抗を示す。けれど、太腿に硬いものが当たるたびに、すぐに絶頂感に襲われてしまい。

「へぇ…じゃあ、壁際に行こうか」
ぐいっと手首を掴まれてどこかに連れて行かれる。先輩の指先が濡れているのが分って、すごく恥ずかしい。すぐに、多分壁に両手を宛がわされて、声が遠のき、先輩は背後へ移動する気配がした。
「や、あ…なに?」
「さぁて、お尻突き出していやらしくおねだりしてみ…。瞳チャンの考えうる限り、サイッコーにエロくな」
途惑いながらも、あたしはぴんと脚を張り詰めさせて、ショーツが貼り付く場所をまるで先輩に捧げるようにして臀部を高く突き出して、……切ないおねだりをするために唇を開いた。



つづく
あたしの指は先輩のベルトの金具やジッパーに絡み付いては滑ってしまう。慌ててるから。それは、きっと冷たすぎる瞳で見下ろされているから。

すぐにさっき触らされた先輩の下着が目に飛び込む。ン、と息を呑むとあたしのショーツの奥も微かに反応する。部室にいたときよりも幾分勢いを失っているのに、柔らかな生地に貼り付いて、先端が当たっている部分がほんの少し染みているのが目の前では見てとれた。次にあたしに訪れる変化は、予想もしていなかったこと。口の中にみるみる唾液が満ち、半開きの唇から滴りそうになるほどで。

先輩の指が耳の裏を擽りはじめると同時に、ようやく見上げてみる。微動だにしないふたつの瞳があたしを急かしているように感じて、視線を逸らさずに下腹部に顔を埋めていく。色んな男子にキスをされてグロスが剥げてしまった唇から紅く光る舌を差し出して、根元の辺りに軽く押し付ける。

「…ン…っ!…瞳、王様に丁寧に奉仕しろよ?」
「……っ、ぁ…ふ、…は、い…」

先輩の呻るような声と同時に熱塊が跳ねるのを感じると、あたしの唇からも鼻にかかる吐息が漏れる。むくりと硬く反りはじめたものの熱があたしの唾液と溶け合っていくように感じる。布越しに剛直の熱が伝わってくる。
先輩の太腿に両手を置き、じっと見上げたまま、夢中になって何度か舌を往復させると、頬を撫で付けていた指の動きが一瞬止まる。あたしは、もっと先輩の声を聞きたくなって、唾液をまぶすようにして筋のところばかりを舐め上げた。

「うぁ。…堪んね…」
あたしの髪を梳くようにして弄んでいた指が、髪を鷲掴んで顔を引き離した。痛みよりも驚きを隠せない様子で見上げると、先輩は荒々しくボクサーパンツを擦り下ろして、途惑っているあたしの頭を再び強引にその場所に埋めさせる。

「や、ぁ…っ、ン、…く…っ、…ふぁ…」
すごくグロテスクな色とカタチ、それに咽るような匂いの怒張をまじまじと見つめる余裕も与えられずに、無理やり唇に押し込められて、あたしは肩を竦めて吐き出しそうになった。でも、口腔いっぱいに溢れるほどの唾液のせいで、先輩に抵抗無く口の中を犯されはじめてしまう。括れの部分を通り越して半分以上を口腔に飲み込まされると、中をいっぱいにされて、咽そうになると涙を滲ませる。唾液がじゅるじゅると音を立てる。ほっぺが、先輩の形に膨らんでいく。
「…は、ぁ…ぅ…っぐ…ぁ…ンン…美味し…です…っ、先輩の…おちんぽ…」
何故か分からないけど、命令されたわけでもないのに恥ずかしい単語を口走ってしまった。すると、さっきまで散々嬲られていた箇所をじゅんとなり、下着が当たる部分には違和感まで感じてしまう。半裸なのに、熱くて、全身がひどく疼く。口でするのは慣れていなかったし、ホントは好きじゃないのに。喉元を擽られて、さっきよりも上を向かされて、溝に舌を絡みつかせながら窄めた唇で牡茎を柔らかく包んで扱くようにスライドさせていく。





「歯ぁたてンなよ?―っ!」
先輩は、不意に腰を突き出して強制的に喉奥まで刺激してくる。そして、後頭部を押さえつけられて苦しげにもがくあたしのことなどお構い無しに腰を振りはじめる。
「…ン…?!…ぐ…っン、…ぁふ…」
急に押さえつけられると瞳を見開いて動きは止まる。塗りたくられていた唾液がじゅぷじゅぷと音を立て、喉奥まで押し込まれると、いやいやと首を振りながら先輩の太腿に縋り付くしか出来ないのに、先輩は息を荒げながらまるで、あたしの唇と舌を利用したオナニーでもするかのように、喉の奥を容赦なく犯して腰を動かしていた。苦しいはずなのに、酷いコトをされてるのに、あたしの真ん中は今頃きっとどろどろなんだろう。不意にハイソックスに覆われた踵が、あたしの一番感じる場所を掠める。それだけで、弱い電流のような痺れが、全身を駆け巡る。頭を揺さぶられると、その肉芽が軽く押し潰されて、眩暈すらしそうだった。
「ふ、ぁ…っ、…ン、む…っ、ぁ、く…苦し、い…デス…」
つぅっと唾液が長い糸を引いて、純白のブラウスに落ち。

「んッ……っとぉ!…ほぉれ瞳チャン、ストップだ…」
びくりと陰茎が跳ねて、じわりと先走りが漏れ零れる。苦い味がじわりと染み入ってくる。先輩は不意に腰を引いて、ポケットからクジを取り出した。
「なぁにチンポに夢中になってンだよ」
「…はぁ…けほ…っ……ン、…ぁ…酷い、…苦しかったァ…」
唇を離されると、お尻を付いてぺたんと座り込み、咳き込みながら、口角から垂れた唾液を拭う。いつもの口振りに戻ったような、飄々とした先輩を見ていると、甘えた声を出して太腿に寄り掛かった。
「なぁにが酷いって?夢中でしゃぶってたじゃねェか。で、美味しかったか?」
笑みを浮かべた先輩は、あたしの髪を撫でてくれた後、唇の端を親指で拭ってくれた。
「美味しかった、…デス」

今度もあたしの引いたクジは、王様じゃない。さっきみたいに泣きそうなほどじゃなかったけど、あの時あたしを見下ろした酷薄な顔つきに戻った先輩に肩をぎゅっと掴まれて引き上げられると、びくっと震え上がってしまう。
「んじゃ、次はどうしようかねェ…」



つづく

つづき

仄暗い窓ガラスに映った自分の姿を見てはっとする。

あたし…こんな姿で廊下を歩かされてる。


―――そう。さっきまで居た部室でふざけて始めた王様ゲームで、こんな姿にされて、先輩の膝の上に座らされていた。みんなの目を盗んで、後ろからあたしの身体のいたるところを触る先輩が、真っ赤に充血した耳朶を甘く噛みながら、低い声で刺激する。

「もっとか?…なら後ろに手ェ回せよ。イイ子にしたら、…犯してやる」

さっきまで恥ずかしさで涙を溜めていたはずの双眸は、頬に睫毛の影を作りながらゆっくりと閉じられる。そして、黒のボクサーパンツに、指先を伸ばす。お尻に感じている屹立の硬さを確かめるために―――



目に入るのは、とろんと瞼が落ちかけブラウスから胸の蕾をツンと浮き上がらせた、見たこともないあたしの顔。三つボタンの開いた胸元からは、ピンク色に色付いた大きくもない稜線が息苦しそうに上下し、その先端が皺ひとつない純白のブラウスを掠めては緩く撫でる。ブラウスの裾から見え隠れする真っ白なショーツの多分濡れているところを隠そうと内股で歩く姿。そして、校章のワンポイントの付いた紺色のハイソックスがあたしの顔つきに反比例して、とても後ろめたい。

その姿を見ているだけで胸が高鳴り、動けなくなる。だらしなく開きかけた唇がやけに乾くのを舌でぺろりと舐めとると、先輩の声がした。

「おせーよ。…ったく、ほら。こっち」

「…は、ぅ…っン、…待って、…せんぱい…」

どこかイラついたような冷たい一言と放送室の扉に顎でしゃくる仕草に、あたしはトクントクンと鳴り止まない胸に絶望感とどこか期待を孕み、冷たい壁を伝ってふらつきながら放送室に入って行った。

真っ暗な部屋に着くなり、よろめいて崩れてしまったあたしの目の前に立ちはだかるのは、サッカーで鍛えられた太腿を包む学生服。そのグレーのスラックスから、白いワイシャツ、ネクタイに視線が移る。その先には予想通りに、酷薄な笑みを浮かべた、見たこともない先輩の顔。

「瞳、さっき負けたよなァ。だから俺が王様でイイんだよな?」

有無を言わせないような言葉を浴びせられると、首を横に振るしか出来ない。ツインテールの栗毛の毛先が、潤したばかりの唇に貼り付く。それを払うことも出来ずに、見下ろす視線に促されるままに膝立ちになり、冷たい床に付いていた掌をスラックスを通り越して、ベルトに伸ばしていく。



つづく
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